海外「日本のアニメはなぜここまで感情を揺さぶるんだ!今期のアニメでこの作品に毎回泣かされてる・・・!(泣)」

💭この記事には25件のコメントがあります。

redditから「『メダリスト』の何がこんなに感情を揺さぶるんだろう?まだ4話までしか観てないけど、ここ最近で一番心が動かされた作品な気がする。」という内容のスレを翻訳して紹介します。

スレ主
俺は30代後半の男で、MALで評価高かったからこのアニメ観始めたんだよね。毎回泣くなんて思ってなかったよ。なんで泣いてるのか自分でもちゃんと説明できるか分かんないけど…たぶん、自分の子供時代の記憶を刺激されてるんだと思う。なんか、「自分は十分じゃない」って気持ちとか、周りに馴染めなかったこととか、自分の興味を追いかけさせてもらえなかった親のこと(悪い親ってわけじゃないけど、宗教的な教えが関係してた)とか、そういうの。

でも、いくつかのコメント見てると、どうやら俺だけじゃないっぽい。このアニメ、いろんな人の感情にガツンと刺さってるみたい。

(※4話以降のネタバレはコメントに書かないでね。)


引用元:reddit

海外の反応

海外の反応
キャラクター同士のやり取りが本当にいいんだよね。主人公は社会にうまくなじめなくて、コーチは競技者としてのキャリアに失敗してる。そんなふたりが一緒に夢を叶えようとしてて、キャラクターたちにすごく丁寧に向き合ってる感じが伝わってくるから、自然と感情移入しちゃう。


海外の反応
>>キャラクター同士のやり取りが本当にいいんだよね。
主人公とコーチの関係って、本当に特別だよね。ふたりがそれぞれ苦労を抱えながらも、スポーツへの情熱を共有していて、心があたたかくなるような、でもちょっと切なくなるようなストーリーになってる。


海外の反応
>>キャラクター同士のやり取りが本当にいいんだよね。
一方的にコーチが教えるんじゃなくて、司自身も生徒から刺激を受けて成長していくところがすごくいいよね。ふたりの成長が、お互いに影響し合いながら進んでいくのが、とても魅力的な関係になってると思う。


海外の反応
最初はまったく観る気なかったんだけど、「30代の男だけど〜」っていう一文と投稿全体を読んで、同じく30代の男としてちょっと興味出てきた。


海外の反応
>>同じく30代の男としてちょっと興味出てきた。
自分も30代の男です。
めっちゃ泣いた。
笑わせてくれるものには感情がガバガバなんだけど、笑えないものにはびっくりするくらい冷たいっていう性格してるのに。
このアニメは「最高の女の子」と「最高の男の子」たちの話でもあるんだよね。みんな応援したくなるキャラばっかりなんだ。


海外の反応
これはたぶんスレ主にはあんまり関係ないかもしれないけど、自分はフィギュアスケートに詳しくて、その目線で言うと、この作品ってスポーツの描き方がけっこうリアルなんだよね。

特に、いのりの成長の描き方がすごく現実的。最初からトリプルジャンプをバンバン跳ぶわけじゃなくて、司がちゃんと基礎から教えてる。例えば「バッククロスオーバー」みたいな、すごく基本的で地味な技術もちゃんと描かれてるんだよ。普通、こういうニッチなスポーツを題材にしたアニメとかドラマだと、視聴者があまり知らない部分は省かれがちなのに。

それで、ひとつだけすごくリアルじゃないところがあるんだけど、それはむしろ大歓迎って感じの描き方。それは「虐待的なコーチがいない」って点。少なくとも今のところ。司はとにかく素晴らしいコーチで、いのりのオーバートレーニング傾向を抑えて、きちんと食べるように促して、短期的な成果よりも健康を大事にしてる。こういう良いコーチが一人いるだけなら現実的だけど、この作品では他のコーチたちも有害な言動を一切してない。生徒に怒鳴ったり、体重や食事について無理なプレッシャーをかけたりしない。ちゃんと選手の話を聞いて、それぞれの目標を尊重してる。限界を超えさせるような指導もしてない。

これは現実的というより理想的な描写だけど、そういう芸術的な表現は大歓迎!というのも、これくらいの環境はスケーターたちが当然求めていいものだと思うから。しかも、それぞれのコーチには個性がしっかりあって、ドラマや緊張感、コメディが損なわれることもないんだよね。もし今後、作品が虐待的なコーチを描くとしても、きっとセンセーショナルにならず、ちゃんと配慮した描き方をしてくれるって信じてる。

スケートオタクとして、このアニメのスポーツ描写を一言で言うなら「満足感」だね。


海外の反応
>>この作品ってスポーツの描き方がけっこうリアルなんだよね。
登場人物たちが「固有感覚(プロプリオセプション)」のトレーニングについて学んだり教えたりしてるのもすごく良かった。特にそれを子どもに説明するって視点が面白かった。大人でも難しい感覚なのに、それをさらに子どもに教えるって、もっと大変だと思う!

自分は昔、スピードスケート(英語でこう言っていいのか分からないけど、インラインスケートでスピードを競うタイプで、自転車競技っぽい大会もあるやつ)をちょっとだけやってたから、スケート系のスポーツをちゃんと描いてる作品は観てて楽しい!


海外の反応
全部、いのりがすごいんだと思う。あんなに頑張ってるのに成果も出ないし、誰にも支えられてなかった。でも司が信じてくれるようになってから変わった。

これから大変なのは分かってるけど、それでも応援したくなる。

正直言って、いのりって『君に届け』とか『わたしの幸せな結婚』の少女漫画のヒロインみたいな設定なんだよね。全部がうまくいかなくて、ひどい扱いを受けるのも自分のせいだって思ってる。でも、実際はいのりってまだ小さい子どもなんだよ。


海外の反応
>>全部、いのりがすごいんだと思う。
いのりだけじゃなくて、司も同じくらい重要な存在だと思うよ。司のことを軽く見てしまうと、作品全体の価値も下げちゃうと思う。

たしかに、いのりは司(あとでお母さんも)からの支えと信頼を得て初めて前に進めるようになった。でも同じくらい大事なのは、いのりも司のことを信じてるってこと。ふたりはお互いに心から信じ合ってるからこそ、無理だと思える状況でも、いのりのメダルという夢に挑戦できるんだよね。


海外の反応
失敗こそが本当に大事な部分だと思う。花田十輝はインタビューで、わざと「自分にとって大事なことに失敗して、怒ったり落ち込んだりするキャラ」を描こうとしてるって言ってた。多くの作家は、キャラにそういう感情を見せるのを怖がって、いつも勝たせたり、負けてもすぐ立ち直らせたり、あっさりした扱いにしてしまうらしい。

でも、本当に欲しいものが手の届かないところにあって、それで傷ついてる姿を見せるって、すごく人間味があるんだよね。誰だってそんな経験あるし、だからこそ感情移入しやすくなる。

そして、もしそのキャラが努力し続けて、少しでも夢に近づいていくような描写があったら、そりゃ泣くよね。だって、それって誰もが心の底で求めてる感情だから。


海外の反応
正直、司先生がきっかけでこの作品にハマったんだよね。ただ「こんな人がいたらいいな」っていう願望だけじゃなくて、自分自身が彼にすごく共感できたから。今は自分より若い誰かを、同じように支えたいって思ってる。


海外の反応
1話観てマジでびっくりした。観る予定なかったんだけど、MALのスコア高すぎて気になってとりあえず1話だけ…って思ったら、「うわ、すご!!!」ってなった。

たぶん音楽の良さもあるからだと思う。


海外の反応
『メダリスト』が心に響くのは、すごく深い個人的な悩みに触れてくるからなんだよね。「自分は足りてない」って感じたり、家族からのプレッシャーがあったり、自分の居場所を探したり…。これはただのスポーツアニメじゃなくて、内面的な成長や、個人の葛藤を乗り越える物語でもあるから、多くの人の心に刺さるんだと思う。


海外の反応
うーん、俺もこのスレを見て気になってきた…


海外の反応
この作品のストーリーって本当に誠実なんだよね。リアルだし、すごく共感できる。『ハイキュー!!』にも似てて、「ちゃんと努力すれば結果は出る」っていうメッセージがある。でも、いつも思った通りの結果が出るわけじゃなくて、自分のやりたいようにプレーできない現実もある。それでも、努力の結果はちゃんと見えてくる。すごくシンプルなコンセプトだけど、人に伝えるのって難しいし、それを作品にするのはもっと難しい。

『メダリスト』は、子どもにも大人にも関わる「ストレス」や「不安」っていうテーマを、すごく丁寧に扱ってるんだよね。それに、ストレスを単なる「悪いもの」として描いてないのもいい。ちゃんとコントロールされたストレスって、成長のきっかけになったり、限界を超える助けになったりする。作中でそれをハッキリ言ってるわけじゃないけど、見てると、いのりがメンタル的にも強くなってて、ストレスの扱い方も上手くなってるのがわかる。失敗してもすぐに立ち直ったり、以前みたいに不安になるよりも、司と一緒にちゃんと作戦を立てたりするようになってるんだ。こういうのってすごく繊細だけど、めっちゃリアル。

それに、「勉強は苦手だけど、何かひとつ得意なことを持ちたい」って思ってた子が、「スケートを頑張るようになったから、勉強もうまくいくようになった」っていう流れもめちゃくちゃ力強いテーマだと思う。何かに一生懸命取り組むことって、全体的な生活の充実にもつながるんだよね。いのりの雰囲気って、「根性」と「信頼」に満ちてて、本当に「プロセスを信じろ」っていうメッセージが詰まってる。

唯一ちょっと残念なのは、時々メロドラマっぽくなりすぎるところがあるのと、感情のアップダウンが激しすぎるときがあることかな。でも…それでも、いのりは本当に尊い存在だよ。


海外の反応
花田十輝って、感情の盛り上げ方とカタルシスの描写が本当にうまいんだよ。彼の経歴を見ればわかるけど、歴代の有名なアニメドラマの裏にいる頭脳なんだよね。たとえば『シュタインズ・ゲート』や『ノーゲーム・ノーライフ』みたいなスリラー系、『響け!ユーフォニアム』や『中二病でも恋がしたい』みたいな学園日常もの、『やがて君になる』や『僕の心のヤバイやつ』みたいな恋愛もの、そして『宇宙よりも遠い場所』や『ガールズバンドクライ』みたいなオリジナル作品まで手がけてる。

『メダリスト』は、そんな彼がスポーツアニメに挑戦してる作品なんだ。名前を見ただけで「これは期待できる」って思った人、多かったと思うし、原作がいいってことも知られてた。

自分も30代なんだけど、この作品はもう何回泣いたか分からないくらい、心に刺さってる。今後も花田さんの作品には注目していきたいね。


海外の反応
たぶん、スレ主が『メダリスト』を観て感じたのは、自分の過去の経験と重なった部分なんじゃないかな。自分もそうだった。夢に届かなかった苦しさと、それでも誰かを導いて、その子には届いてほしいって気持ち。
「自分にはまだ実力が足りないかもしれない。でも、支えてくれるコーチやメンターがいるから挑戦してみたい」っていう、あの精神的なプレッシャーもすごく共感できた。
ちなみにこのマンガって、たしか2018年に「このマンガがすごい!」新人賞を受賞してるんだよね。だから、うまくアニメ化されれば心に響く作品になるのも当然だと思う。


海外の反応
自分にとっては、同じようなテーマを扱ってる他のアニメと比べても、『メダリスト』はキャラの情熱や「どうしても目標を達成したい」っていう内面の強い気持ちを、ここまで速く・強く伝えてくる作品ってなかなかないと思ってる。
たとえば、炭治郎が妹を人間に戻すために頑張る――みたいな、紙の上ではすごく重大な目的を持ってる作品もあるけど、それでも自分にとってはいのりの願いの方が心に響いた。

これと同じくらい感情を揺さぶられたのは、『【推しの子】』第1話のルビーのダンスシーン以来かな。あれも自分の大好きなアニメのひとつなんだ。


海外の反応
この作品、自己肯定感とか「信じて挑戦しよう」みたいな、王道の少年マンガ的な要素もあるんだけど、それをうまくひねって深く描いてるのがすごいと思う。

それに、いのりと母親との関係性の描写が本当に丁寧なんだよね。いのりがどうして自信を持てないのかが分かってくるし、同時に母親が「悪い人」ってわけじゃなくて、「娘が傷つくのが怖い」って気持ちから反対してるのも伝わってくる。

多くのアニメは「無理そうな夢でも頑張れば叶う!」って感じだけど、『メダリスト』はフィギュアスケートを始めることの大変さとか、現実の厳しさにもちゃんと触れてて、だからこそひとつひとつの成果がすごく重く感じられるんだよね。


海外の反応
なぜかって?
めちゃくちゃいいストーリーだし、キャラクターたちも本当に魅力的だよ。

(管理人)スレ主さんも言ってますが、前半は自分が子供の頃に抱えていたものと、いのりさんや司先生の心情が重なって、本当に心に刺さりまくりでしたね・・・。